モデルとしての自覚

「写真モデルとしてやっていきたい」「プロを目指したい」「人前で仕事をするうえで被写体として経験したい」などモデルをしたい動機は皆さんそれぞれあると思います。以前、専業で写真制作をしていたときに、アルバイト情報誌に(まだネット募集は少なかった)モデル募集広告を掲載して広く応募を募っていた時は、たくさんの方にできるだけお会いして話すようにしていました。写真選考ももちろんあるのですが、写真ではなく直接お会いして話をしてみてどういう表情をする人か、どういう人物かを観たくてお会いするようにしていました。 いまは、インスタグラムが重要な役割をしていますよね。私もインスタは結構見るように心がけています。
ただ。。。。。正直、誰でもできるインスタグラムのモデルというのは、正直、クオリティとしてはかなり落ちます。モデルさん自体が悪いわけではないです。スタイルもルックスもちゃんとしていても、やっぱりモデルとしてはかなりレベルは低いです。撮影会モデルとそんなに変わりないと思います。撮影会のほうがまだなにがしか主催者の方から要望なり忠告なりされていると思うので、いいほうかもしれない位です。インスタグラムを主体でモデルをしている方に特徴的なことは、独りよがりな表情やポーズが多いところです。
「癖」ですね。お決まりの「決め顔」や「決めポーズ」が癖が強いんですよね。そこが残念なところです。広告写真だとどうしてもクライアントが求めることに忠実に表情やポーズを作らないといけないから、そういう癖は邪魔でしかないです。でも自由度が高いモデルさんとなると、どうしても自分のやりたい(自分がベストと思う)表情やポーズに偏りが生じますね。一度、自分が撮られた写真を全部並べてみてください。同じような表情やポーズが多ければ、それはやっぱり癖なんです。だから極力、たくさんのポーズや表情がでるように日ごろからの訓練が必要となります。それを指摘してくれる人に出会わなければ、独りよがりなモデルの卵のまま、成長することはないでしょう

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