ひさしぶりに人を撮りました。楽しかった~ 時間ないわりに、準備は綿密にしましたし、
はじめてのモデルさんで(半分、撮影依頼でもあります)、撮影を不得手としている方なので
私なりに準備することも多かったです。本人がリラックスできるように、どこで撮るかを
あらかじめシュミレーションして、スタイリングも大まかには考えました。ロケハンも2度は
して、どこで撮るかイメージしていました。準備しただけなので、撮影当時は、だいたい
やれないことが多いのですが、足りないよりは、余るほうがいいというわけです。
撮影日は、晴れていて、まだそんなに寒くない日だったので、本当にいい日を選んでよかったです。
天候だけは選べないし、スタジオ撮影ではないので、それだけは神頼みになるんですよね。
今回心配した点は、機材の操作です。カメラをミラーレスにして初めての本格撮影。
正直、ソニーα7Cは、まだまだ使いこなせてない機能がたくさんあるんですが、
使える部分だけで気持ちをおさえ、カスタムのボタンに最低限の操作を(すぐ変更できるよう)
割り当てました。実際、現場で操作ボタンをあちこち探すことなく、スムーズに切り替えができて
カスタムの良さを初めてしりました。動画ではモニターで、静止画ではファインダーにしたので
(どうも静止画だとモニターはスマホ撮影ぽくて全然集中できないので、ファインダーをのぞくほうが
楽なんです)その切り替えも非常にスムーズでした。レンズは、キャノン一眼のほうは標準50mm、α7Cは、広角レンズをレンタルして使うこととしました。特に7αCは、動画も撮りたかったので、あえて広角に挑戦しました。
ロケ場所は、スタジオを借りず、モデルさんの宿泊していたホテルの一室と、その周辺での屋外撮影となりました。
午前中の撮影で、日当たりもよく、イメージ通りに撮影できました。事前に準備していた撮影資料も
それなりに役に立ち、短時間でもほぼ時間にみあった取れ高はありました。
屋外の撮影はもう少し練ったほうがよかったですが、移動の時間はなかったので、しょうがないとします。
撮影ブランクありましたが、撮影勘も鈍ることなく、モデルさんとの距離感も大丈夫だったので
まだまだ撮影はできるかなぁと少し自信回復しました。
さて、これはカメラマンにも、モデルさんにも言えることなのですが、たくさん写真を見ることですね。
事前にたくさん見ることは両者どちらも重要です。ぼんやり写真を見てはいけません。
モデルさんが、どういう視線になるのか、どういうポーズ(もっと具体的に座ったときの手の位置や足の位置など)を取るのが自然か、それをどれだけのパターン数もっているかが、勝負の分かれ目です。
何をさせて、何を見せるのか、、、たくさんの写真を事前に見たうえで、頭の中に引き出しをたくさん
作らないと本番で準備不足となり失敗してしまいます。変な話、インスタグラムでも重要な資料です。
ですが、漠然と写真を見てるだけでは、ダメなんです。